2014.01.29(Wed)
今日はほかのことを書こうかと思っていたのですが・・・
昨日、夜になって料理研究家の小林カツ代さんの訃報に接して、何とも悲しい気持ちでいっぱいになりました。
結婚してすぐに母を亡くした私は、家事も子育ても手探り状態・・
ちょっとしたことを誰かに教えてほしい・・と思っても、気軽に相談できる人もまわりに居なくて、
途方に暮れることも多かったのです。
そんな時、私はいつも、小林カツ代さんの本を開きました。
お料理のことだけでなく、子育てのこと、家庭のこと、そして大好きでらっしゃった犬や猫のことなど、
私が教わりたい、と思っていることは大抵、本を開けば答えが見つかるのです。
小林カツ代さんは、クリスチャンでもあり 共感できる考え方をお持ちでした。
私にとっては、母のような 友人のような 師のような方でした。
ご病気で倒れられ、最近ではご子息のケンタロウさんも大きなバイク事故で療養中で、ついこの間 どうしてらっしゃるかなぁ・・・と 小林カツ代さんに教えていただいたレシピのお料理を作っていて思っていたところでした。
今日は、そんなことで心の中が悲しみでいっぱいです。
私のような何も知らない人間が、何とか子供たちをここまで育ててこられたのは、小林カツ代さんというお手本があったからなのです。
食事は、みんなで楽しく感謝していただくあたたかいもの・・・
お母さんが絶対に何が何でも手間暇かけて作ったお料理でないとダメ・・なんてことはなく、
たまにはデリバリーだったりデパ地下のお惣菜であっても、温かい家庭でみんなで「おいしいね」「ごちそうだね」といただけば、それは思い出深い食卓になる・・・そんなことも教わりました。
また、カツ代さんは、動物が大好きで、特に猫をたくさん保護してらっしゃいました。
ご自宅にもお仕事場にも たくさんの猫がいました。
お仕事場には、仲良くできなくて相性が悪いから、と「ウナギ」と「うめぼし」と名付けられた二匹の猫がいたっけ・・。
もし、東北の震災の時お元気で活動されていたら、きっと何かアクションを起こされていたことだろうと思います。
福島の動物たちのことも、一緒に考えてくださったでしょう。
野生動物もペットも分け隔てなく大切に思ってらっしゃったカツ代さん。
神楽坂女声合唱団を結成され、チャリティーコンサートを開き、保護活動などに寄付してらっしゃいました。
常に 小さき者、弱きものに心を寄せていらっしゃったと思います。
小林カツ代さんのお人柄がよくうかがえるインタビューがあったので、ご紹介したいと思います。
小林カツ代/「安全」や「自然」より、「おいしい」料理がいちばん大事
福島原発事故の被害に遭い、子供たちをどう育てていけばよいだろう・・と思い悩む若いお母様たちのこと、カツ代さんならどんな風なご意見を示されただろう・・と今更ながら思います。
たくさんのことを教えてくださった小林カツ代さん・・・。
お別れは悲しく さみしいことですが、「私が死んじゃっても、美味しい私のレシピは永遠にそこの家の家庭料理として残るのが嬉しいわね」と生前おっしゃっていたとか・・
そうですね。
きっと多くのご家庭にレシピは引き継がれていくことでしょう。
あなたの生き方、考え方とともに。
ありがとうございました。
天国の神様のもとでお幸せに・・・。
昨日、夜になって料理研究家の小林カツ代さんの訃報に接して、何とも悲しい気持ちでいっぱいになりました。
結婚してすぐに母を亡くした私は、家事も子育ても手探り状態・・
ちょっとしたことを誰かに教えてほしい・・と思っても、気軽に相談できる人もまわりに居なくて、
途方に暮れることも多かったのです。
そんな時、私はいつも、小林カツ代さんの本を開きました。
お料理のことだけでなく、子育てのこと、家庭のこと、そして大好きでらっしゃった犬や猫のことなど、
私が教わりたい、と思っていることは大抵、本を開けば答えが見つかるのです。
小林カツ代さんは、クリスチャンでもあり 共感できる考え方をお持ちでした。
私にとっては、母のような 友人のような 師のような方でした。
ご病気で倒れられ、最近ではご子息のケンタロウさんも大きなバイク事故で療養中で、ついこの間 どうしてらっしゃるかなぁ・・・と 小林カツ代さんに教えていただいたレシピのお料理を作っていて思っていたところでした。
今日は、そんなことで心の中が悲しみでいっぱいです。
私のような何も知らない人間が、何とか子供たちをここまで育ててこられたのは、小林カツ代さんというお手本があったからなのです。
食事は、みんなで楽しく感謝していただくあたたかいもの・・・
お母さんが絶対に何が何でも手間暇かけて作ったお料理でないとダメ・・なんてことはなく、
たまにはデリバリーだったりデパ地下のお惣菜であっても、温かい家庭でみんなで「おいしいね」「ごちそうだね」といただけば、それは思い出深い食卓になる・・・そんなことも教わりました。
また、カツ代さんは、動物が大好きで、特に猫をたくさん保護してらっしゃいました。
ご自宅にもお仕事場にも たくさんの猫がいました。
お仕事場には、仲良くできなくて相性が悪いから、と「ウナギ」と「うめぼし」と名付けられた二匹の猫がいたっけ・・。
もし、東北の震災の時お元気で活動されていたら、きっと何かアクションを起こされていたことだろうと思います。
福島の動物たちのことも、一緒に考えてくださったでしょう。
野生動物もペットも分け隔てなく大切に思ってらっしゃったカツ代さん。
神楽坂女声合唱団を結成され、チャリティーコンサートを開き、保護活動などに寄付してらっしゃいました。
常に 小さき者、弱きものに心を寄せていらっしゃったと思います。
小林カツ代さんのお人柄がよくうかがえるインタビューがあったので、ご紹介したいと思います。
小林カツ代/「安全」や「自然」より、「おいしい」料理がいちばん大事
福島原発事故の被害に遭い、子供たちをどう育てていけばよいだろう・・と思い悩む若いお母様たちのこと、カツ代さんならどんな風なご意見を示されただろう・・と今更ながら思います。
たくさんのことを教えてくださった小林カツ代さん・・・。
お別れは悲しく さみしいことですが、「私が死んじゃっても、美味しい私のレシピは永遠にそこの家の家庭料理として残るのが嬉しいわね」と生前おっしゃっていたとか・・
そうですね。
きっと多くのご家庭にレシピは引き継がれていくことでしょう。
あなたの生き方、考え方とともに。
ありがとうございました。
天国の神様のもとでお幸せに・・・。
スポンサーサイト