私がよくおじゃまさせていただく
ふう庵さん のブログ・・・。
「みかんちゃん」が14日、20歳と2ヶ月の天寿を全うして
虹の橋へと旅立ちました。
ふう庵さんは
「あっぱれと言って下さい」とブログに書かれています。
食べられなくなったみかんちゃんに、寄り添い、すべてを受け入れ見守られたふう庵さん・・・。
みかんちゃんはみかんちゃんらしく、穏やかに旅立っていきました。
ふう庵さんのブログを読みながら、去年の今頃を鮮明に思い出していました・・・・
・・・・・・・
・・・・・・・
昨年10月にこねおの他にもう一匹いた「ナンナン」という猫を亡くしました。
耳から首にかけて腫瘍ができ、6月頃には「手の施しようがない」、とお医者さんに言われました。
年齢は推定で17歳~18歳くらい。
老猫だから、病気が出るのは仕方ないということでした。
それでも、いなくなる現実を受け入れられず、私は「濃厚治療」に走ってしまったのです。
「ナンナン」は、ムスコの幼稚園に
「これ以上痩せられないだろう」
というぐらいガリガリの状態で迷いこんで来ました。
おなかがすいて、
園庭に放し飼いになっていた鶏を追いかけ回しているところに遭遇。
園長先生は猫になれておられない様子でパニック状態となり、
「保健所、保健所!!!」と大騒ぎでした。
家にはもう コネがいたけど、放っておけず 連れて帰りました。
ムスメ2歳、ムスコ5歳の夏のことです。
それから、10年・・・
夏頃から首の腫瘍はどんどん大きくなり、
8月終わりには上あごの内側からも腫れてきて口が開かなくなり
何も喉を通らなくなってしまいました。
おなかがすくことが 何より「恐怖」だったナンナン・・・・
このまま「餓死」するなんて、私は耐えられず・・・9月はじめ、お医者さんと相談して、
喉に小さな穴を開け、チューブを通し 栄養をシリンジで入れる対症療法を施すことにしたのです。
そして、元気が出るようにステロイドの注射を打ち・・・
それから2ヶ月がんばりましたが・・・・
10月30日、肺炎のような症状になり、決して穏やかとは言えない亡くなり方をしました。
かわいそうな事をした・・・と思うのです・・・今となっては・・。
みかんちゃんの、ろうそくが燃え尽きるような穏やかな亡くなり方を見ていると、
やはり、私が取った道は間違っていたのだと感じます。
ごめんね・・
ナンナン・・・・
肉球に指を置くと、きゅうっと握ってくれる優しい子でした。
いつも、先住のコネに遠慮をしていました。
男の子同士でしたから、お互い きつかったかもしれません。
おしゃべりで、名前を呼ぶと「ごろにゃ~ん」ってホントに言う子でした。
意識が無くなる30分前まで、きゅっと指を握ってくれました。
抱きしめながらいっぱい「ありがとう」を言ったけど・・・もっともっと一緒にいたかった・・。
私は、ナンナンに 自分のわがままを押しつけてしまったなぁ・・・と、
今も
申し訳なく思うのです・・・。

みかんちゃん、虹の橋で安らかに・・・。
ナンナンも一緒に待っていてくれるかな。
会えたら一番に謝りたいなぁ・・・と思っています。
ナンナン

「ゴロゴロ」じゃなくて「バルルッ バルルッ」って・・・・

もう一度 ぎゅっとだっこしたいな・・・
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