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プロメテウスからもらった火

今日から朝日新聞 プロメテウスの罠 では当時の動物たちの事が書かれています。


太田康介さんが紹介してらっしゃいます。  
   プロメテウスの罠 ーーうちのとらまる


ずっとこのシリーズを読んでいますが、2年経ってやっと動物のことが書かれはじめました。

記者の 机 美鈴 さんは、朝日新聞の夕刊紙で 〈生き物がたり〉のこされた動物たち で太田康介さんの活動を書かれた方です。

昨年12月の法然院での報告会の事を記事で紹介もして下さって、会場にも来て下さいました。



これから15回程度の連載になるようです。
心して読みたいと思います。

特別 犬や猫が好き、と言うのではない方たちにも是非知ってほしい悲しい事実です。


プロメテウスとは、、ギリシア神話に登場する神で 人間に火を与えたと言われています。


火を知り、知恵を持ち、何でも支配できると思った人間は、自らの知恵によって破滅の道をたどるのではないか・・・そんなふうに感じること、震災以降ありませんか・・。



私は震災直後に次のような記事に出会いました。
 
『それを解き放とうとする支配欲こそがひとつの過ち』
野口 薫/中央大学文学部教授ーー中央大学ChuoOnline オピニオン よりーー




スイスの作家Adolf Muschg(アドルフ・ムシュク)氏が2011年5月9日、金沢で行った講演の冒頭の部分を抜粋して、野口 薫教授が解説されているものです。


もともと、この講演の内容は、ムシュク氏が 1986年のチェリノブイリの原発事故後にスイスの首都ベルンの大聖堂で行った講演のために書いたものでした。

しかし、ムシュク氏はそれから四半世紀の時を経てもなお、この時の講演の内容が現実性を失っていないことに気づき、あえて、東日本大震災後にもう一度この講演を日本で行ったと言うことです。


もともと、キリスト教会での講演を目的として書かれた内容なので、宗教的なことも書かれていて少し難解かもしれませんが、是非読んでみていただきたいのです。


「原子」という、本来ならばこれ以上は小さくすることができない物質に科学技術の力を加えることで人間はこの物質をさらに小さくすることに成功しました。

そして、その最も小さい物質を安定した形から解き放ってみると、それはとてつもない力を持つエネルギーとなってしまったのです。


『使用に際し「我々にどんな過ちも許さない」このエネルギーが我々に教えるのは、「それを解き放とうとする支配欲こそがひとつの過ちであったということである。』

とムシュク氏は言います。


また、ムシュク氏は、最も小さきものであった原子を更に分割した人間の行為を、「小さきものに対する暴力」であると表現しています。
そして、
『「・・・この過ちによって我々は物質の限界を超えたばかりでなく、我々自身の限界を超えてしまった。」「我々が物質から奪い取った否定のエネルギーは、今もうすでに我々の制御下にはない。それを終結させ得るものはない。傷つけられた物質は、今もうすでに、数千年にもわたって、数百世代にわたって我々に毒を放つことをやめることが出来なくなっているのだ。」』

と語っています。


生命をも脅かすかもしれないエネルギーを、「危険だからやめておこう」と考えずに「制御しきれる」と判断した人間の知恵。


プロメテウスから人間がもらった原子の火は、果たして夢のエネルギーだったのか・・・・私はとっても考えてしまうのです。


2013y03m26d_155146421.jpg
  ーーWikipediaよりーー






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コメント

No title

夢のエネルギーですよ。

…ただし、宇宙空間で暮らし、何光年も離れた
別の星系へ旅立っていくためのエネルギーとして…ですけどね。

地球上で使うためには危険すぎてもてあますけれど
宇宙に出るには、まだ足りない。もっと大きなエネルギーが要る

だから、まだまだ「開発途上」の技術なんですよね。

人類がアフリカを出て、世界に広がるのに約1万年を要しましたが
本当の意味で宇宙に船出するには、まだ数100年以上はかかるように思います。

核分裂反応なんてのは、それまでの「つなぎ」の技術で
本当の意味での、プロメテウスの火は、核融合反応。

…なんていう「モノの見方」もありますから
地球規模という狭小な視点で、一概に否定は出来ませんが
その前に、人類が滅亡しちゃったら、元も子もありませんから
「歯止め」としての、僕たちの視点と覚悟も
しっかりさせないといけませんよね(…と、僕は思います)

No title

わあ、えすぺろさんは難しい本を読まれるのですね。 私のボケ頭ではちょっと理解が~。 でも震災以来「なんて恐ろしいことを、、」って思うのは同じです。
震災前はどちらかと言うと原発賛成でしたから。 {安全で安い}と思い込んでいました。
でもこうやって事故が起った。 過ちを繰り返さないように人間は奢らずに反省して考えることが大事ですよね。

Re: 癌ダムさま コメントありがとうございます

> 夢のエネルギーですよ。
>
> …ただし、宇宙空間で暮らし、何光年も離れた
> 別の星系へ旅立っていくためのエネルギーとして…ですけどね。
>
> 地球上で使うためには危険すぎてもてあますけれど
> 宇宙に出るには、まだ足りない。もっと大きなエネルギーが要る
>
> だから、まだまだ「開発途上」の技術なんですよね。
>
> 人類がアフリカを出て、世界に広がるのに約1万年を要しましたが
> 本当の意味で宇宙に船出するには、まだ数100年以上はかかるように思います。
>
> 核分裂反応なんてのは、それまでの「つなぎ」の技術で
> 本当の意味での、プロメテウスの火は、核融合反応。
>

こんにちは。
これ、私も時々考えるんですね。
今の人間の知力では計り知ることができない「宇宙」の意味を知ったとき、人類は宇宙を目指すのかもしれないとか・・・。

核融合反応は、まだまだ難しそうな話ですよね。
専門的なことはわからないですが、とてもじゃないけれど制御できないという段階でしょうか。


> …なんていう「モノの見方」もありますから
> 地球規模という狭小な視点で、一概に否定は出来ませんが
> その前に、人類が滅亡しちゃったら、元も子もありませんから
> 「歯止め」としての、僕たちの視点と覚悟も
> しっかりさせないといけませんよね(…と、僕は思います)


そうですよー。
先に破滅してしまいかねないと思います。

「ほどほど」で私はいいですーー
別に宇宙に行きたいとか思わないですし(^^;

Re: tomotanさま コメントありがとうございます

> わあ、えすぺろさんは難しい本を読まれるのですね。 私のボケ頭ではちょっと理解が~。 でも震災以来「なんて恐ろしいことを、、」って思うのは同じです。


・・・私も難解だなぁ・・・と思いながら読みました。宗教観がベースなので余計に難解ですねー。
だから、みなさんの解説がお聞きしたいというか・・・。私も、わからなくなってくるんです。

これは、中央大学内のサイトなんですよ。
偶然見つけました。



> 震災前はどちらかと言うと原発賛成でしたから。 {安全で安い}と思い込んでいました。
> でもこうやって事故が起った。 過ちを繰り返さないように人間は奢らずに反省して考えることが大事ですよね。


そうですよねーー
一度知ってしまった「知恵」を人間がどう使うか、ということが試されているようにも感じます。

知恵の実を食べたアダムとイブは、エデンの園を追放されました。
なんとなく、そのことを思い起こすんですけどねーー
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Espero Lumo

Author:Espero Lumo
ようこそ*^^*
1994年生まれ22歳のおじーちゃん猫「コネちゃん」の下僕です。
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