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老婦人と三毛猫

一昨日は一週間ぶりのコネたんびよいんの日でした。


コネたんの定期的な補液が始まったのは、2013年の夏ごろです。
だいたい一週間~10日に一度の病院通いも、かれこれ一年半になります。


名医ハムテルせんせのおかげで、少し体調を崩すことはあってもおおむね元気でご機嫌よく過ごせているコネたん^^
今週は体重も増えていて、また4キロまで戻りました~\(^o^)/




このように長い間定期的に病院へ通っていると、いろいろな飼い主さんとしっぽ家族に出会います。


お腹に大きな悪性の腫瘍ができて、もう治療はできないとわかった大きなワンちゃんを抱きしめる飼い主さんや、白血病で点滴でもってるけどもうだめかも・・・とおっしゃる飼い主さん・・・

そばにいる私も一緒に泣いてしまうこともあるのです。

病院という場所なので、ちょっと切ない出会いです。


そんななか、水曜日に病院へ行ったとき お隣に三毛猫ちゃんをだっこした老婦人がいらっしゃいました。
小柄で少し足がお悪いよう・・・。
ソフトタイプのキャリーを持つのも大変そうな感じでした。


その方に手を貸しながら、コネたんとは大違いでとっても人懐っこい三毛猫ちゃんをちょっと抱っこさせてもらいました^^
むふ~~ん^^
かわいい~~~


その方がぽつりとおっしゃるのです。
「今週でこの子とお別れですねん・・・」

えっと驚いて事情をお聞きしていいですか、とお尋ねしました。


おっしゃるには・・・・


長い間一人暮らしをしてきたけれど、体もいうことを聞かなくなり離れた場所で暮らすご長男一家のお家へお引越しすることになられたとか。
「でもね~・・・猫までお世話になるわけにいかへんしね~」
と・・・・。


「10年前におじいさんが亡くなってねぇ、この子のおかげで寂しなかったですわ・・」
「まぁ・・・しゃあないねぇ」


あああ・・・・・そうなんですね・・・・・。
人間の暮らしの事情で、こういうこともあるんですよね・・・・・。

それで、この猫ちゃんは・・・?
とお聞きしたところ、本当に本当にホッとしたのですが、ご近所の猫大好きなご友人のお家へ行くことになっているということです。
「よそさんに貰うてもらうし」ということで、健康診断と爪切りに来られたのだということでした。

「この子のためにも京都がよろしいわ。きっと。」
「な、そやな。あんた、京都がええな」
と三毛ちゃんに話しかけてらっしゃいました。


お寂しいだろうな~、と思いました。


病院で出会う飼い主さんには「老老介護」が増えてきていると感じます。
老いた犬や猫といったしっぽ家族を、飼い主さんにも付き添いが要るのでは・・と思うような年配の方がよっこらしょ、という感じで連れてこられているのです。


お金を払えば、犬や猫の介護をお手伝いしてくれるというビジネスもありますが、利用は簡単ではなさそうです。


コネたんは今20歳と10か月・・・
赤ん坊のコネたんに出会ったころ・・・私はまだ若かった・・・(今よりは、ですけど^^;)

子育てで大変だったころはコネたんも元気いっぱいで、とても丈夫で、そんなにお世話はかかりませんでした。

だんだんコネたんは私を追い越しておじーさんになってきて・・・

今は、私も自由な時間が増えて、年老いたコネたんにかかりっきりでも大丈夫だし、もし、私がカゼひいたりして寝込んだとしても、家族の誰かが代わりに病院通いやお世話をしてくれます。

思えばこんなに長い間コネたんと一緒に暮らせているのも、「絶妙な時期」に出会ったからなのかも・・・
・・・・・しっぽ家族と人の暮らしには「適した時期」というものがあるのかもしれない、と思いました。

特に、人の方がたそがれ期に入ってからしっぽ家族を迎えることは、慎重に考えなければならないのかもしれません。


昔は 縁側で日向ぼっこをするのはおばあちゃんとネコ・・・というのがお約束でしたが、人間のライフスタイルが変わってきてしまった現代では こんな牧歌的な風景はもう望めないのでしょうか。


私は猫と一緒に縁側で編み物なんかしながら老後を送るのが夢なんですけどね~・・・・


年老いても、自分の身のことで精いっぱいになっても、もし介護が必要になっても・・・
大好きなしっぽ家族と一緒に居たい!なんて、無理なのかなぁ・・・


介護には「家事支援」という項目があるのですが、そこに「ペットのお世話」なんてあるはずもないのが現実ですものね・・。


なんだか悲しくなってきます・・・・・・


本当に豊かで誰もが幸せな社会って・・・・と考えさせられてしまったのです。


あの三毛猫ちゃんの行く先のご友人宅には先住猫さんが2匹いるのだそうです。
そのご友人もお一人住まいだそうですから、この先の三毛ちゃんの生活がどんなふうになっていくのかな・・・と気にもなりました。


何より、老婦人のさみしそうな、でもそれを打ち消そうとしてらっしゃるお顔が心に残ります。


「絶対に最後まで責任を持って飼うのが飼い主の責任」だと私は思います。
自分が負える責任の範囲を安易に超えない、ということも大事です。

しかし、誰もが老いて行くのだし、老いは若い頃には予想もできないような困難を人に与えます。

最後まで責任を持ちたくても一緒に暮らせなくなってしまった時、セイフティーネットを考えておくことが「社会的に」必要になってきているのかもしれません。


年老いても、病気になっても、自分のことが自分でできなくなっても・・・・・
大好きなしっぽ家族と一緒に居られる支援が受けられる世の中・・・
そんなの夢物語なのでしょうか。




2015y01m30d_160926055.jpg
1994年夏のコネたん



2015y01m30d_161005285.jpg
2015年冬のコネたん
…お互いトシとったね^^;





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コメント

NoTitle

切ないなあ~~年をとってからの動物との暮らしは本当に癒やされると思うのに、、でもペットのその後を考えると難しいですよね。 先にFBのほうに書いたけど、高齢者がペットと暮らせるような施設があればいいなあと思うんですよね。

 例えば病院介護付きなんていう高級高齢者ホームでペット可で、飼い主がいなくなってもお世話をします、みたいな。

それとも、猫ちゃん好き用の老人ホーム。 個人で飼うのではなくて、つねに20匹くらいいるの❤ 皆でお茶の時間に膝に抱っことか。 
アイディアはたくさんあるんだけどなあ。

Re: tomotanさまコメントありがとうございます

> 切ないなあ~~年をとってからの動物との暮らしは本当に癒やされると思うのに、

ですよね~
老いの寂しさをどれだけ救ってくれることだろうか・・と思います。


>高齢者がペットと暮らせるような施設があればいいなあと思うんですよね。
>
>  例えば病院介護付きなんていう高級高齢者ホームでペット可で、飼い主がいなくなってもお世話をします、みたいな。


これは!!!
需要があれば!!できるかも!!!!
でもお金がないと享受できないのはツライですね~


>
> それとも、猫ちゃん好き用の老人ホーム。 個人で飼うのではなくて、つねに20匹くらいいるの❤ 皆でお茶の時間に膝に抱っことか。 
> アイディアはたくさんあるんだけどなあ。


うんうん!
こっちもいいですね!!
できるといいなぁ~~~おばーさんになる頃にはそんなのが当たり前になってるといいですネ!
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Espero Lumo

Author:Espero Lumo
ようこそ*^^*
1994年生まれ22歳のおじーちゃん猫「コネちゃん」の下僕です。
ゆる~い更新ですがよろしかったらお付き合いくださいませネ。

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